導入事例 |CASE
その他
相続
家族信託を活用した不動産管理
海外に赴任することとなり、自宅や所有するマンションなど賃貸物件の不動産管理ができなくなるため、信頼のおける甥に不動産管理を任せたいとのことでご相談されました。
- 会社名
- 非公開
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その他
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相続
生前対策サポート
ご紹介がきっかけで不動産オーナーの個人さまよりご相談いただきました。急な海外赴任の困りごとで多くご相談いただくのが、収益不動産という財産の管理です。今回は家族信託を活用した不動産管理の方法をご提案させていただきました。
Reason for using
背景・目的
海外に赴任することとなり、自宅や所有するマンションなど賃貸物件の不動産管理ができなくなるため、信頼のおける甥に不動産管理を任せたい。不動産管理会社に支払う費用を抑えたい。将来的には、甥に贈与を考えているが、現時点では不動産収入を得たい。
Policy details
施策内容
財産管理の手法の1つである「家族信託」をご提案しました。
家族信託とは認知症対策や相続対策として利用されている制度で、資産を持つ方が、特定の目的に従って、その保有する不動産・預貯金等の資産を信頼できる家族に託し、その管理・処分を任せる仕組みです。
一定の料金を支払い不動産管理会社にお任せすることもできますが、費用を抑えられる方法を探されているとのことで、家族信託をおすすめさせていただきました。利益を受け取る権利は財産を預ける人に変わらずあるので、今まで通り家賃収入を得て、老後の生活費として利用することができます。
Achievement
成果
今回は司法書士の先生にもご協力いただき、お客さまのご要望に沿ったご提案ができました。不動産を引き継ぐためには、相続、法人化、生前贈与の方法があり、今回のケースでは生前贈与が考えられますが、多額の贈与税が発生します。家族信託にかかる費用は、財産が1億円以下の場合、数十万円〜100万円くらいが相場とされており、コストを抑えることができます。